IPv6によるITS共通基盤の構築を目指す
インターネットITSプロジェクト
〜2000台規模の車両を用いた実証実験を計画〜
InternetITS 共同研究グループ
慶應義塾大学
SFC研究所
トヨタ自動車 株式会社
株式会社 デンソー
日本電気 株式会社 |
インターネットITS共同研究グループ(代表:慶應義塾大学環境情報学部
教授 村井純)は、2001年4月より、経済産業省の支援のもとに、インターネットを基礎とする移動体通
信技術を用いた、ITSの共通基盤を構築するための技術開発とその実証実験を行っています。
インターネットは、通信基盤として成長し、コンピュータ以外の情報家電機器へも広く普及してきました。さらに最近では、より多くの機器が接続できるプロトコル
( IPv6:Internet Protocol version 6 ) と、移動中も常に接続環境が提供できるモバイルインターネットの導入が進んでいます。
インターネットITSは、インターネットを利用したITSの共通基盤を構築することで、ITS事業への参入コストを軽減化してITS関連産業の活性化を実現し、ITS関連業界と情報産業界との協調関係を生み出し、<インターネットITS>という新たな産業分野の創出が期待されています。
当グループでは、基盤構築のための技術開発を行うとともに、2000台規模の営業車(タクシー)および一般
車による、事業者や一般ユーザーを対象としたサービス環境の構築と運用に向けた、下記の実証実験を計画しています。
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ガソリンスタンド、駐車場におけるコンテンツ配信/サービス/課金システム
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タクシーを用いた、タクシー利用者および事業者の利便性向上のためのサービス
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車両の速度情報等※を収集加工し、旅行時間情報等として提供する など
当グループは、これらの実証実験から、共通基盤確立への課題と解決への施策を明確にして、ニーズに則した事業開発を促進する共通
基盤構築を目指してまいります。
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※プローブデータまたはフローティングカーデータと呼ばれる。
<エグゼクティブセッション> |
The Business Case for ITS
10月2日 9:00-10:30 ES3
パネラーとして、経済産業省 製造産業局
ITS推進室長 堀口 光が講演いたします。
*講演資料はこちら
*和文配布資料はこちら
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<スペシャルセッション> |
Versatile Usage of the Probe Car System
10月3日 11:00-12:30 session N0.34
パネラーとして、当グループ代表の慶應義塾大学環境情報学部 教授
村井 純が講演いたします。
*講演資料はこちら
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<関係組織のブース案内> |
トヨタ自動車 株式会社 175A
株式会社 デンソー 175B
日本電気 株式会社 219
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代表:村井 純
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